テレワークについてネガる記事

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どうも、絶賛テレワークで仕事しているこじらです。

この間、パソナが淡路島に本社を移すという話が話題に上がっていましたよね。

新型コロナによる生活様式への影響は大きく、私たちの身近でも手に取るように変化が起きています。

何事にも良い側面と悪い側面があるように、このコロナ禍によってもたらされている世の中の変化にも良い側面と悪い側面があります。

今回は主に悪い側面に注目し、これからの世の中をやんわりと展望しネガっていきます。

テレワークは増える?

テレワークはコロナの感染対策として世に浸透していきました。

テレワークの実施率は、2020年6月時点で全国の企業では3割程度、その内の8割が今後も継続していく意向だそうです。

 

テレワークの実施は企業側にもメリットがあります。

  • ちゃんと働き方改革やってそうに見える
  • テナント代や交通費が浮く
  • 育児や介護での離職を防げる

など。

 

メリットがある以上、一定数の企業はテレワークを取り入れるだろうと考えられ、世の中にさらに浸透していくと考えられます。

 

と、世の中の変化について少し触れたところで、本題に入っていきます。

悪い側面:対面じゃないコミュニケーション

テレワークで発生する「対面じゃないコミュニケーション」には、悪い点が多いと思っています。

いろんな面で。

今回はここにフォーカスして3点ほど話していきます。

 

……「対面じゃないコミュニケーション」はちょっと長いので「リモートコミュニケーション」という名前に代替して使っていきます。

(そんなに長さ変わってない?🤔)

 

雑談(小さな報告)が減る

リモートコミュニケーションにおいては確実に雑談が減ります

雑談というのは、一見仕事をするうえで不要なもののように感じられますが、実際はとても重要な役割を持っていると思います。

 

それは、

雑談の量と、報告の量や質はある程度比例関係にあるはずだからです。

 

まぁ、この辺の話は結構ありがちな話だろうと思うので、感覚的に納得がいきやすいと思います。

 

潤滑油

就活で、

 

面接官「自分をモノに例えるとしたら何ですか?」

A「潤滑油です。」

B「潤滑油です。」

C「潤滑油です。」

 

みたいなネタがありますよね。

ただ実際、この「潤滑油」的存在はとても重要であり、目には見えない利益を生み出します。

 

ある会社が、社員を「有能な人」と「無能な人」に分け、「無能な人」を一気にリストラしたら、なぜか会社が回らなくなったという話があります。

(たぶん、大学の時の人的資源管理論の授業で聞いた話。)

 

人が生み出す価値や会社への貢献度を数値化するのはとても難しく、無能に見える人でも実はめちゃくちゃ重要な存在かもしれない、というのがこの話の本筋ですが、この話から会社における「潤滑油」的存在の重要さが分かります。

 

そして、雑談は人が持つ「潤滑油」的能力と密接に関わっています。

会話もせず仲良くなるなんて、なかなかないですからねw

 

そのため、リモートコミュニケーションが増えると、会社はギスギスしやすく、色んな不利益が出てくるんじゃないかと思います。

 

「在宅って楽そうでいいなぁ」とか思ってる人は絶対に考え直した方がいいですよ。本当に。

 

顔が見えないが故の不安感

これは上記の雑談の話と重なる部分が多いです。

多分、テレワークをやってる人の中にはこれで悩んでいる人が多いのではないでしょうか。

 

普通にオフィスに出社していれば当然に分かる色々なことが分からないんですよね。

  • 周りの人がどういう作業を持っているか
  • 周りの人が持っている作業がどれくらい重いのか
  • そもそも仕事してるか

など。

 

え、聞けばいいじゃんって?

いや、「仕事してますか?」なんて聞けないし、雑談が減った分コミュニケーションが取りづらいんです…。

 

私も会社ではチャットツール等コミュニケーションを円滑に行うためのツールは使っていますが、やはりそれでは解消は無理です。

始業から終業までビデオ会議し続けない限り、不安感の解消は難しいでしょうねw

 

そもそも生物的に不自然?

そもそもの話ですが、リモートコミュニケーション自体が生物的に不自然な状況なので、ストレスを感じるに決まっていると思います。

 

我々ホモ・サピエンスは、未だに狩猟民族としての生活に合った特徴を残しているらしいです。

その影響で、肥満になって健康を害したり、幸せなはずなのに何か物足りない感覚になったりするらしいです。

(ソースはサピエンス全史です。)

 

我々は狩猟民族として野山を駆け巡っていた方が、健康的で楽な生活ができるのに、

「あー定住して食べ物作った方がなんか楽そうだナー🤤」

てな感じで農耕を始め、

  • 戦争が起き
  • 新しい感染症が増え
  • 新しい病気に悩まされ
  • 貧しい人が生まれ
  • 複雑な階層社会が生まれ
  • 仕事量が増え
  • 謎の虚無感に悩まされ

るようになりました。

アホですね。

 

結果的にサピエンスとしての「種」は繁栄したものの、「個」としては豊かさを失いました。

 

にもかかわらず、

サピエンスは便利さと、なんだかよく分かっていない「幸せ」を追い求めるため、どんどん歪で辛い環境に追い込まれていきます

 

このリモートコミュニケーションに関しても、同じような側面があるんじゃないかと思います。

ヒトは絶対に、パソコンをカタカタしたり、遠隔にいる人と電波を介してコミュニケーションをとったりすることを想定してつくられてはいません。

人間が農耕を始めてから色んな問題を生み出してきたように、これらの変化も何かしらの問題を生んでいくと考えられます。

 

当然、プラスの面もあるんでしょうが、我々はマイナスの面について苦しめられ、悩みながら、ストレスを抱え生きていくんだろうなと思います。

まとめ

今回はテレワークが浸透しつつある現在の世の中の動向から思いを巡らせ、色々とネガってみました。

 

今回の内容では取り上げませんでしたが、テレワークには経済性が落ちるというクソデカデメリットがよく指摘されます。

しかも、日本人の「勤勉に見えてただ周りの目を気にしてるだけ」という特性は、テレワークによって数字という形で明るみになるんじゃないかと思います。

 

まぁという感じで、割と早い段階で悪い側面が目に見えて分かるようになるんじゃないかと思いますが、

目には見えない根本的な部分についても私たちは議論し考えていくべきなんじゃないかと思います。

 

あー、普通に出社してぇー

こじらでした

じゃ

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