短期間で上達した人から学ぶのは危険すぎる〜情報リテラシーの話〜

生きる上でのノウハウ

どうもこじらです。

最近「〇〇歴1年でプロになった人による講座」みたいなものをよく見かけます。たしかにこういう内容は「おぉ、すげぇな。どんな話するんだろう?🤔」と興味を持ちやすく、目を向けるきっかけになります。

でも、冷静になって考えてみると「ぜんぜん参考にはならなくね?」ってのが今回の話。

参考にならない理由

失敗経験が少ない

短期間で上達した人は、そうでない人に比べて失敗経験が少ないと思います。

だって人よりも短い期間で成長しているんですもんね。

 

失敗経験が多くて色んな知識がある人と、失敗経験が少なく感覚的にこなせる人だったらどっちから教わりたいですか?

私は断然前者ですね。

短期間で上達する人の特徴

短期間で上達できる人は感覚が鋭い人か、関連するスキルを事前に身に着けていた人である可能性が高いです。

感覚が鋭い人は指導者には向きません。理論への紐付けを重視しない人は尚更。

感覚を人に伝えるのは難しいです。感覚は人によって違いますし、言葉にしようとすると情報が大きく劣化します。

 

てか、関連スキルを事前に身に着けていた場合なんてのは参考にならな過ぎますよねw

「私はピアノをやってたら野球がうまくなった!野球うまくなりたいならピアノを弾け!!」って感じです。まぁ極端な例だけど。

多分真似したら普通にピアノがうまくなる。

 

これは野球の成長速度の理由がピアノにあると自覚しているパターンですが、自分の能力がどこで培われたのかは自覚していないことが多いです。

ということは、相手が持っていない感覚を持っている前提で話すことになります。ならより一層参考にできないです。

上級者は初心者の目線には立てない

これは私が人に物事を教える立場になった時、すごく痛感することです。

その分野における技能レベル、知識レベルに差がありすぎると、相手の目線に立つことができなくなります。どれだけそのことを認識していてもです。

そもそも、時間をかけて得た経験から導かれた答えを、そのまま相手に伝えようとすること自体が間違いとも言えます。学習は邪道です。本来は自分で経験し知識を積むべきです。

何かを極める経験はマジで大事(人に教わって上達したら意味がないの章)

上級者が初心者の目線に立てない例

例でいうとギターの高速ダウンピッキングです。「高速ダウンピッキングは脱力が大事だ!」と言う人は多いです。しかし、力んで弾く段階を経て、そこから脱力のコツを学ばないとうまく弾くことはできません。

何かのスキルを会得するには経験が必要不可欠です。

ちょっと分かりにくいですかね。あーあれです。まだ歩けない赤ちゃんに走り方を教えるような感じです。

普通に考えたら、歩けない赤ちゃんに走り方教えるなんてあり得ないことですが、技能レベルや知識レベルに差がありすぎる場合は案外こういった状況が起こりうるものです。

これらを総合的に見て

上記理由から「短期間で上達した人、めっちゃ上手い人から教わるのは危険」ということがわかります。見て学ぶ分にはすごい参考になると思いますけどね。

 

じゃあどういう人から教わるのがいいのか。それは、上記一文を否定すれば分かります。

長期間で上達して、そこそこの上手さの人です。

こういった人は経験が豊富かつ、凡人でも上達できる術を持っていることが多いです。

 

理想を言うと、長期間に渡って経験を積んでるけどほとんど上達してない論理的な人から教わるといいと思いますw

でも、そういう人は表に出てこないんですよねぇ。

 

上手い人=良い指導者ではない

よく上手い人の意見しか参考にしない人がいます。「ふーん、そういう意見もあるんだ。で、その人のランクは?」みたいに言う人ですw

私は、指導する人(教える側の人)は特別上手な必要はないと思います。

だって、学校の数学の先生が天才数学者である必要はないですよね。てか、天才数学者とか天才過ぎて何言ってるか分からなそうだし、なんか色とかで説明してきそう(偏見)

まぁという感じで、その道を極める研究者と指導者は混同するべきではないと思います。

 

情報は自分で精査しろ

意見を言った人の実力でフィルターを掛けるんじゃなくて、その意見が正しいかどうかでフィルターを掛けるべきです。

この意識は簡単そうでとても難しいです。私もすぐ「で、その人のランクは?」と言いたくなってしまいますw

 

実力がある人だって当然間違いを犯しますし、万物に当てはまらない理論を言っている可能性もあります。

そのため、実力でフィルターを掛けると間違った意見を信じ込む可能性がとても高いです。

 

意見の正当性が分からないときは知識を積んでください。色んな意見を自分で精査することによって自分の意見が出来上がり、自分に合ったフィルターが作られます。

これを繰り返すことにより、情報リテラシーがあり、情報活用能力がある人間になっていくのではないかと思います。

勉強するとバカになる

人は勉強するとバカになります。理由は分かりますか?この答えが分からないと、情報活用能力が低い可能性があります。

人は知識を使って情報の精査を行います。

しかし、時に知識は人を間違った方向に導きます。

なぜなら、知識は思考を放棄させるからです。

知識がない場合、情報の精査は念入りに行いますよね。

「この意見の意味はなんだろう?」「彼はどうしてそう考えたんだろう?」と色んな事に疑い、色んなことを考えます。

知識がある場合はこの工程が疎かになります。結果として、考えれば分かるのに知識があるせいで間違った答えを導いてしまうことがある訳です。

 

まぁ、自分が持つ知識(フィルター)も疑いつつ、情報の精査を行うのが大事なのかなと思います。

まとめ

今回は情報リテラシーに関する話でした。

今の世の中では、情報活用能力がとても重視されると思います。

能力がある人はインターネットに溢れた情報を活用しどんどん賢くなっていきますし、能力がない人はインターネットに溢れた情報を間違って捉えどんどんバカになっていきます。

 

たとえ「〇〇歴1年でプロになった人による講座!」というような実力を意識させる情報であっても、情報の正しさは自分で精査することが大事だよっていうのが今回の総括。

そもそも、そういう情報は娯楽として楽しむべきであって、参考にする情報ではないと思いますけどねw

 

今回の話は過去記事と合わせて読んでもらえるとより理解が深まると思います。リンクは下の関連記事の欄にあります。

こじらでした

じゃ

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