どうもこじらです。
初のダーツ記事です。今回は自分のダーツの上達の妨げになっている原因が分かり上達を感じられるようになってきたので、そのお話をしていきたいと思います。
※この内容は1部で完結しますが、大きく3部構成になっています。利き目逆の解決方法が知りたい方は2部、3部と読み進めていただけたらと思います。
まず利き目について
そもそも利き目というものが何なのかを説明しておかないと話を始められません。まずはその説明をさせてもらいます。
利き目というのは「対象物を認識する役割を持つ目」のことです。目には役割があり、対象物を認識する目と対象物との距離を測る目に分かれます。
利き目のことを眼科学での専門用語で「優位眼」っていうらしいです。まぁ、このワードは覚えなくてもいいと思いますw
利き目にははっきりとした優位性がない
利き目には、利き手利き足のようなはっきりとした優位性はなく、状況によっては利き目が変動することもあります。
これはスマホを使うと簡単に検証ができます。
スマホを右目の真ん前、左目の真ん前にそれぞれ持ってきてみて、どっちの目で見てるかを確認してみると分かります。
右目の真ん前に持ってきたときは右目で、左目の真ん前に持ってきたときは左目でスマホを捉えていると思います。
ほとんどの人は利き目利き手が一致する
利き目利き手が一致する人の割合は9割程度らしいです。(どっかの記事で見ました。信憑性は知りません。)
利き目利き手が逆になる人はレアなんですね。
利き目利き手が逆な人がいるのはなぜ?
「ほとんどの人は利き目利き手が一致するのに、なんで利き目利き手が逆の人が存在するんだろう?」と疑問に思う人もいるかと思います。
実際のところ理由は色々あると思いますが、左右の目の視力差が原因であることが多いと思います。
私は利き手右の利き目左です。視力は左の方がいいです。
視力が落ち始めた高校生の頃は左が0.7、右が0.3くらいの開きがありました。
成長期で身体が形成される時期の視力差が大きく影響してるんじゃないかなと思います。
ダーツにおいて利き目の理解は重要
ダーツにおいて利き目について理解を深めておくことは重要です。
まぁ、利き目利き手が一致する人の場合は理解しなくても問題ないですが、実は利き目が逆だったというパターンがあると最悪です。
私はめっちゃ後悔しましたw
普段の利き目がダーツのときの利き目とは限らない
人それぞれ利き目は決まっていますが、普段の生活における利き目がダーツを投げるときの利き目になるとは限りません。
正確には「セットアップ時とユーミング時だけ利き目が変わることがある」ということです。
この理屈は分かりやすいです。
だって、ダーツを利き手側の目の真ん前に構えたら、自然と利き手側の目に意識がいきますもんね。
利き目の調べ方
一番定番の調べ方は、どこかを指差して片目ずつ瞑って、どっちのズレが小さいかを見るというものです。
なるべく小さくて遠い点を指差すと正確です。
そして、セットアップ時、ユーミング時に対象物を捉えている目も把握しておきましょう。
ダーツを投げる上での利き目は、セットアップして片目ずつ瞑って見ればすぐ分かります。
あとは、動画を撮って自分の姿を見てみるというのも一つの手です。
まぁこれについても、PERFECTトッププレイヤーの浅田斉吾プロは利き目が右で、同じくトッププレイヤーの山田勇樹プロは利き目が左らしいので、何とも言えない部分はありますw動画をみてもらえればよく分かります。
利き目利き手が逆であることの欠点
ダーツにおける、利き目と利き手が逆であることの欠点はいくつかあります。
- 複雑な姿勢になりやすい
- テイクバックが安定しにくい
- フォームが定まりにくい
この辺が大きな欠点として挙げられます。順に説明していきます。
複雑な姿勢になりやすい
利き目利き手が逆の場合は、的の位置、ダーツを構える位置、目の位置を一直線上に置こうとした場合、セットアップに工夫が必要になります。
構え方のパターンとしては
- 首を傾ける
- 手を利き目の前に持ってくる
- 両目で見るようなイメージで両目の真ん中らへんにセットアップする
等が挙げられます。どれも、利き目利き手が同じ場合と比べると複雑な体勢になってしまいます。
ダーツというのは、決められた一連の動作をどれだけ相違なく行えるかを競う競技です。そう考えた場合、一連の動作はなるべくシンプルにして、自分の骨格に基づいた自然なフォームにするのが、最も効率が良いと言えます。
この理屈が正しいのであれば、利き目が逆であることは上達の妨げに成り得ますね。
テイクバックが安定しにくい
これにはすごく悩まされています。私は左目の前に構えて投げていますが、テイクバックで腕を引く位置が分からなくなることが頻繁にあります。
これは横ブレの原因になるので、なんとか安定させたいところです。
フォームが定まりにくい
利き目利き手が逆の場合、ちゃんとした知識を身につけてから練習しないと上達の大きな妨げになります。
私はずっと自分の利き目が右だと思い込んでいました。「ダーツにおいて利き目は重要」ということは知っていましたが、まさか自分にも当てはまる話だとは思いませんでしたねw「あーそうなんだ、ふーん。」と受け流していましたw
私の矯正する前のフォームはすごいですよ。
利き目が右だと思い込んでいるのでセットアップは右目、テイクバックすると利き目が本来の左目に戻るというとんでもないことが起こっていましたw
「いや、そんなことある??www」って感じでした。ちなみに、発覚したきっかけは自分がダーツを投げる姿を真正面から撮影したことです。
利き目が逆なのって本当に欠点?
ここまで利き目が逆であることの欠点を色々書いてきましたが、私は実際のところ、利き目が逆であることは欠点とまでは言い切れないと思います。
利き目が逆のプロはいくらでもいますし、特別限界が低い訳でもありません。なんせ史上最強と言われるダーツプレイヤーは利き目が逆なんですから。
そのため、ここで挙げた理由は基本言い訳で、利き目利き手が同じ人でも似たような悩みは抱えると思います。
ただ、欠点の3つ目の理由で述べた「フォームを定める際にしっかりとした知識が必要になる。」というのは利き目が逆な人だと特に意識しないといけない部分で、利き目利き手が同じ人とは異なる部分だと思います。
まぁ利き目利き手が同じ人でも当然知識は重要なんですけどね。
まとめ
はい、まとめです。
利き目が逆な人は
- 複雑な姿勢になりやすい
- テイクバックが安定しにくい
- フォームが定まりにくい
といった点が成長の妨げになりやすいです。
しかし、それは利き目利き手が同じ人にも当てはまる話ではあるので、一概に利き目が逆であることが欠点であるとまでは言い切れません。そのため、ほとんどは言い訳であると考えるべきです。
ただ、利き目が逆な人は、利き目利き手が同じ人に比べて知識はたくさん必要になると思うよっていう話です。
まぁ目指す先が何かっていう部分がすごい重要ですかね。「世界一のダーツプレイヤーを目指す」のと「Bフラ安定を目指す」のとじゃ適用される理論が違いますから。世界一のダーツプレイヤーを目指すなら利き目が逆なことが障壁になっても、Bフラ安定を目指すくらいなら障壁に成り得ないかもしれません。
「史上最強のダーツプレイヤーの利き目が逆である」ということについても、史上最強の人がそうであるからといって、「利き目が逆な人」が「利き目利き手が同じ人」と同じポテンシャルを持っているとは限りません。
ただ現時点では、差が出るほどのものではないという話です。
結論としては「限界なんて考えても分からないし、利き目が逆なことが成長の障壁になるかも分からないから、ある程度の知識だけ付けたらひたすら練習した方がいいと思う」って感じですw
こじらでした
じゃ
(2020/03/05追記:読みづらい上に語弊がある文章が多かったので、大幅に見直しを掛けました。)
関連記事
Part2. 左目の前で構えるのは間違いだった〜利き目が逆な人のダーツ理論〜
Part3.普通に右目の前で構えるようにした話~利き目が逆な人のダーツの話~
Part4.【備忘録】利き目の意識を忘れてフォームが迷走した話~利き目左のダーツ~
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