どうもこじらです。
今回は「レッシュ4スタンス理論」の話をしていきます。知ってる人も知らない人も楽しめる内容にできたらと思います。
しっかり学びたい方はこっちから
→5ポイント理論を学んで4スタンス理論を正しく理解しよう
4スタンス理論とは
4スタンス理論とは、「人間の正しい身体の動かし方は4つに分類されるよ!」という廣戸聡一さんという方が提唱している理論です。
まずは学ぶメリットを少し。
4スタンス理論を学ぶメリット
4スタンス理論を学ぶ1番のメリットは、「何らかのスポーツ(競技)を極める上で効率的な練習方法が分かる」ということだと思います。
スポーツに限らず身体を使うものは全て4スタンス理論の知識が活きてきます。「身体を動かす」というのは「指先を動かす」ことも含まれています。
ゲームだってそう。料理だってそう。ギターだってそうです。
特にゲームにおける「エイム操作」に関しては、4スタンス理論をベースとした研究をもっと進めるべき分野だと思います。なぜなら、「エイム操作」は感覚による部分が大きいのに、練習方法が体系化されていないからです。
昔、スプラトゥーンで有名配信者がやってるエイム方法を試しても、全く手に合わなかったのを覚えています。これが4スタンス理論におけるスタンスの違いだと考えると納得がいきます。
他にも「疲れにくい体勢が分かる」「買い物で失敗しにくい」など、案外日常生活でも使える場面が多い理論です。
才能が開花しやすくなる
昔は「走り方の正解はこう!」「ボールの蹴り方はこう!」というような、一本化された理論が一般的でした。
しかし、当然全ての人が全く同じ意識で身体を動かしている訳ではありません。
一本化された理論の場合は、4つの分類のうちの「正解とされているスタンスに該当する人」しか当てはまらない理論ということになります。
才能があるのにも関わらず、自分の身体に合わない練習をしてしまった(させられてしまった)せいで才能が開花しなかった人がたくさんいた訳です。
ペンの持ち方だけとって見ても人によって大きく違いますよね。
正しい持ち方は人によって違うのに、教科書には一つの画像しか載っていませんでした。
子どもの頃どれだけ適当なことを教えられてたんだよって。
4スタンス理論の分類について
4スタンス理論の分類は、身体が安定しやすい重心が足裏のどこにあるかで分類が示されることが多いです。
つま先側がA、かかと側がB
身体の内側が1、外側が2です。
それに加えてクロスタイプ、パラレルタイプという分類も存在します。
A1,B2がクロスタイプ、
A2,B1がパラレルタイプです。
↓詳しく知りたい場合はこちらを参照してもらえればと思います。
診断方法
自分がどのタイプに分類されるかの診断方法をいくつか紹介します。私が分かりやすいと思ったやつです。
A・Bの診断
A・Bの診断はペットボトルの飲み方、うちわの煽ぎ方、スマホの持ち方などが分かりやすいです。
ペットボトルの飲み方
Aタイプはペットボトルを動かして飲みます。それに対してBタイプは首を動かして飲みます。
診断はペットボトル以外の容器で試さないようにしてくださいねwもし缶でやったら、絶対Bになりますw
「Aの飲み方をしたらAタイプだけど、Bタイプの飲み方の人はBタイプの可能性が高い」みたいに思っておいた方がいいような気がします。
うちわの煽ぎ方
うちわを仰ぐときの動力をどこで得るかの違いです。
Aは前腕の捻りや手首のスナップで、Bタイプは腕の振りで動力を得ていますね。
スマホの持ち方
スマホを指先で持つか、手のひらで握り込むように持つかの違いでA・Bの判別が付けられます。
まぁ最近のスマホはサイズが大きくなっているのでちょっと分かりにくいですねw嫌でも手のひらで持たされますwスマホよりクレジットカードとかで試したほうがいいのかな?
1・2の診断
1・2の診断はA・Bの診断に比べて分かりにくいです。
指で環を作って肩を開く
人差し指で環を作ったときと薬指で環を作ったときでどっちの方が肩が開くかというものです。
人差し指のときに肩が開く人は1、薬指の時に肩が開く人は2らしいです。
診断はめちゃくちゃ念入りに
診断は超念入りにやってください。ここで間違えると自分に合わない練習方法をすることになってしまいます。
それはアホでカスです。多分死んだ方が良いレベルの雑魚。
だからめんどくさがらずにちゃんと診断してくださいw
足裏の重心はあまり参考にならない?
上で挙げた画像のように、足裏の画像でタイプ分けが示されることが多いです。しかし、その画像の通りに見て、
「俺は歩くとき足の親指を重心に歩く!じゃあ俺はA1だ!」というような安直な考えはとても危険です。
なぜなら、歩き方がきれいで自分の身体にあった歩き方ができている人は案外少ないからです。
歩き方だけでなく、立ったときの重心についても同様です。
楽な姿勢=安定する姿勢とは限りません。
てな感じで、足裏の画像はただ分類を分かりやすく示すための図なので、診断の結果のみを信じた方が正確な結果が得られると思います。
ダーツにおける4スタンス理論
私はダーツ界隈にも4スタンス理論が普及していることを割と最近に知りましたw
漫画形式でダーツにおける4スタンス理論を説明した記事なんてのは、分かりやすくて面白いのでおすすめです。
私の例
投げ方を矯正しまくった話
私はここ最近でダーツの投げ方を矯正しまくりました。
グリップ、テイクバック、セットアップする位置、スタンス……
もう何もかもいじりましたw
これが良い方向に向かったものと悪い方向に向かったものの2つあります。
あ、ちなみに矯正している間、ダーツにおける4スタンス理論の知識は皆無です。
グリップ
まずグリップを変えました。それまでは、指の先っちょで持っていたところ、第一関節辺りで持つように矯正しました。
↓
グリップの矯正って本当に難しいです。矯正し始めた頃はダーツに力が伝わらず余裕でアウトボードしていましたよ。(流石にひどすぎる)
結果的にグリップの矯正は良い方向に向かいました。
私はA2タイプなので指先で持つこと自体は正しいんですが、指先で押し出そうとする力で投げていたようなのでブレの要素を減らすことができました。
テイクバック
「テイクバックはブレの原因!!」
「テイクバックなしで投げる人もいる!」
「テイクバックは無いほうがいい!」という「テイクバックは悪派閥」がいますよねw
私は彼らの情報を信じて「あーうん。まぁそうだよなぁ。浅田斉吾プロも大城正樹プロもテイクバックほとんどしないもんなぁ。」と小学生並みの発想でテイクバックを浅くしようとしました。
これに関してはめちゃくちゃ悪い方向に向かいましたよw
たしかにテイクバック自体はブレの原因になりますし、極論を言えばしない方が良いのかもしれませんが、A2タイプには無理です!!w
リズムは崩れるし、リリースのタイミングは分からなくなるしでもう最悪でしたよww
今はゴリッゴリにテイクバックしてますw頬にフライトを当てるレベルで。
セットアップ時の腕の位置
右目の前に構えるか、左目の前に構えるかといった話です。
これは4スタンス理論と言うよりは利き目が左であることに合わせた矯正です。今回の話にはあんまり関係なさそう。
スタンス
スタンスはオープンスタンスからクローズドスタンスに変えました。
「クローズドスタンスの方がボードに近くなる」という、これも小学生並みの発想でそうしましたw
今ではこっちのほうが安定してきたので、結果的に良い方向に向かいました。
矯正した結果4スタンス理論に合う形になった
私の矯正で面白いのが、結果的に4スタンス理論に合う形になったということです。
元々は
- プッシュ寄り
- オープン寄りのスタンス
- テイクバック深め
だったところ、矯正の結果
- スイング寄り
- クローズドスタンス
- テイクバック深め
になりました。投げ方を研究しているうちにA2のスタイルになっていたんですよ。しかも理論を学ぶ前です。
これはもう、嫌でも4スタンス理論を信じてしまいます。熱狂な信者になりそうで怖い。てかもうなってるな。
しかも、最初は診断をミスって「うーん、A1かな?」と思って数日練習してみたんですが、全然しっくりこなかったのもまたびっくりしました。
他のスタンスはプラシーボ効果が利かないレベルで身体に合っていないんですね。
ダーツの上達速度
初心者でめちゃくちゃコツを掴むのが早い人っていますよね。
そういう人って、最初から理論に合ったフォームだったから成長が早いんじゃないかと思います。これならスポーツでの上達速度の違いにも納得がいきます。
他にも、「出だしはよかったのに、理想とするプレイヤーを間違えたせいで上達にブレーキがかかってしまった」というパターンもあります。これはめちゃくちゃ勿体ない。
まとめ
- 4スタンス理論という正しい身体の使い方を分類した理論がある
- 4スタンス理論はスポーツ以外の日常生活でも役立つ
- 4スタンス理論の診断は念入りに
- ダーツにおける4スタンス理論は案外研究が進んでいた
- 私の場合、ダーツフォームの矯正を重ねた結果4スタンス理論に合ったスタイルになっていた
- 上達が早い人は最初から4スタンス理論に合った投げ方をしているのかも
まとめるとこんな感じですかね。
こじらでした
じゃ
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