どうもこじらです。
今回は利き腕と逆側の「ダーツを投げない方の腕」に注目していきます。
利き腕が右腕という前提で話をさせていただきます。左利きの皆さんごめんなさい。
まず初めに
前置きとして少しだけこの話を。
受け入れる勇気と気力を持つべき
感覚に反することを受け入れるための勇気と気力を持つことはとても難しい。
私はそのことを痛感しました。
「左腕の位置は大事だ」「セットアップでダーツスローの9割は決まる」といった内容を時々耳にします。
「嘘だーwさすがにそんな訳ないでしょーw」と私は思っていました。なぜなら自分の感覚に反するからです。
自分が理解できないことは疑い信じない。これは当然のことだと思います。
しかし、感覚に反するかどうかと正しいかどうかは別の話です。
たしかに感覚に反することが間違っている可能性は高いですが、感覚に反することのすべてが間違っている訳ではありません。
そう、今回は感覚に反することが正解だったんです。
左腕は右腕のパフォーマンスを左右する
人の身体の部位はそれぞれが連動して動きます。一つの部位が単独で動いている訳ではありません。
私はこのことすら理解していませんでした。
身体の部位が連動して動くことを感覚で理解していれば、左腕が右腕のパフォーマンスを左右するというのは疑いようもなく正しいと分かります。
私の例
私は昔から右肩、胸、左肩を一直線にしたいとよく考えていました。
なぜなら、身体の部位を一直線に配置した方がパフォーマンスが上がるというのは、フォームを研究する段階で分かっていたからです。
しかし、利き目が左であるせいかどうしても安定感が出ませんでした。
そこで先日、4スタンス理論の「パフォーマンスが上がる肘の位置」に従って「左肘、みぞおち、右肘を一直線にする」というやり方を試したんですが、それが思いのほかしっくりきました。
あ、あと肩が張りにくくなりました。
「パフォーマンスが上がる肘の位置」詳細
「パフォーマンスが上がる」はちょっと言葉選びが乱暴すぎて界隈からの目が怖いので正確に言い表しますw
「身体を自然な状態にリセットしたときの肘の位置」ですw
各スタンスの肘の位置はこんな感じ。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、なんとか感じ取ってくださいw
- A1タイプ…首の両端の下
- A2タイプ…身体の真側面
- B1タイプ…身体側面の後方
- B2タイプ…胸の下
これをダーツのセットアップ時に意識すると、自分に合った自然な構えが実現できる訳ですね。
4スタンス公式サイトにも少しだけ記述があったので参考になるかもしれません。
→4スタンス倶楽部#[初期設定肘位置]
西川利一郎プロのフォーム意識
『第33回フィーチャーストーリー 西川利一郎プロ』を公開しました。https://t.co/xXKer1l8tD
「あまり周りのプロには流されず、自分のフォームを作ることを心掛けています。上からフォームを見ると、頭と両肩が一直線上にあるイメージですね。時間をかけて矯正をしました。」 pic.twitter.com/y2IKdhTi1q— ソフトダーツ プロツアー JAPAN公式 (@JapanProDarts) January 16, 2020
「上からフォームを見ると、頭と両肩が一直線上にあるイメージですね。時間をかけて矯正をしました。」
西川利一郎プロも同じような意識を持っていました。
西川プロはダーツフォーム等からA2タイプと推測されます。そして、A2タイプの肘の位置は身体の真側面でしたね。
つまり、「頭と両肩が一直線上にあるイメージ」は理にかなっているということになります。
うーん、私もめげずに時間をかけて矯正するべきなんですかね?w
野毛駿平プロの肘ーみぞおちー肘のライン
野毛駿平プロの肘ーみぞおち―肘のラインが美しすぎるので、またJAPAN公式のツイートを使って紹介させていただきます。
『第34回フィーチャーストーリー 野毛駿平プロ』を公開。https://t.co/YCdcqMaUJC
「昔は"肘を下げちゃいけない"のような、お手本の投げ方みたいなものがあったじゃないですか。でも時代が進むにつれてそういう考え方も変わるので、頭を固くしないで、時代に合わせて良い変化をしていきたいです」 pic.twitter.com/eh9fMeJxOS
— ソフトダーツ プロツアー JAPAN公式 (@JapanProDarts) February 7, 2020
いやもうw「肘ーみぞおちー肘」界のイデアですw
線なんて引かれてないはずなのに線が見えますよ( ’-‘ )
野毛駿平プロが実際に意識してやってるのかは分かりませんが、このきれいさは本当すごいです。
左肘を高くしたら右腕の可動域が上がった
肘を一直線に配置する以外に、左肘の位置を高くし、脇を開くようにする意識も持つようにしました。
これも明らかに良い方向に働きました。
明らかに右腕の可動域が上がったんです。
ここで言う腕の可動域というのは、「腕を楽に動かすことができる範囲」です。
具体的には、テイクバックが左右に逸れても、パフォーマンスが下がることが少なくなったって感じです。
試しにこの意識で10時間くらい投げてみて欲しいです。特にA2タイプの人には。
あとがき
今回は左肘に注目してみる記事でした。
またA2タイプの話ばっかりになってしまい申し訳ないですw
他のタイプの人は上に載せたタイプごとの肘の位置の画像を見て、情報を探りつつ試してもらえればと思います。
あ、Bタイプの人は肘じゃなくて手首の意識の方が合うのかもしれませんね。まぁ分からんけどw
こじらでした
じゃ
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