【ダーツ】隣の台の人に謎の説教をしてるおっさんがいた話

ダーツ

どうもこじらです。

執筆時点の今日、近くの満喫で日課のダーツ練習をしてきました。そしたら、隣の台の人に絡んで1時間くらい説教をしているおっさんがいて、なかなかにびっくりしましたw

今回はその話を少しだけ。

状況の説明

まずは状況の説明をします。

図だとこんな感じ。

自己紹介しつつダーツを投げていたので、すぐに初対面であることが分かりました。最初は「SNSで知り合って一緒に投げてるのかな?」と思いましたけど。

そして、24歳の人が「ダーツ友達に彼女ができて最近は投げ友がいない」という話になったところから、おっさんがなぜかヒートアップして約1時間の説教が始まりました

いや、ダーツ投げろw

2人のステータス

24歳の人

  1. 男性
  2. 24歳(社会人2年目)
  3. IT勤務
  4. レーティング8
  5. 生涯彼女なし

1~3は私と全く同じです。

おっさん

  1. 男性
  2. 40歳くらい
  3. 食品の卸売業っぽい
  4. 31歳から人事の仕事をしていて新人の面倒を見ている
  5. レーティング6

まぁこんな感じ。

おっさんの口調

おっさんは終始、「~するには~するべきだ」「世の中は~だから~することが重要だ」というような断言口調で24歳の人に畳みかけていました

話の内容は、

  1. 彼女ができたことがないのは損をしている。彼女は作るべきだ。
  2. キャバクラもスナックも行ったことがないのは損をしている。キャバクラとスナックは楽しいから行った方がいい。
  3. 君にはコミュニケーション能力がない。もっと色んな人と関わるべきだ。
  4. 仕事で失敗する人には特徴がある。行動を変えずに意識を変えれば仕事では失敗しなくなる。
  5. 新人教育では自分が出来る人間であることをアピールするのが最重要である。

まぁこんな感じです。これらをおっさんの経験を交えて説明していました。

面倒くさそうな感じがにじみ出ていますねw

そもそもこの二人の立場は対等である

40歳と24歳。歳は離れていますが、お互い休日にダーツを投げているだけの人たちなので関係は対等であるはずです。

それなのに、相手に説教するって、おっさんは自分が偉いと勘違いしているんでしょうか?

相手を知らず批判するのは相当ヤバい

相手を知らずに批判するというのはマジでヤバいです。マジで。

批判するだけのネタがないのに批判できるって言うことは、「相手はこういう人である」と決めつけて批判しているということです。

しかも、この2人は価値観が大きく離れているため、大きく違う人生を歩み、大きく違う経験を積んで、大きく違う知識を持っていることが予想されます。

おっさんがここまでヒートアップしていることが、その根拠の一つとなるでしょう。

自分が知らない知識や考えを持っている人を、知ろうともせずに批判できる気持ちが私には分かりません。

 

歳と知識量は比例しない

歳上の人の方が経験や知識量が多いとは限りません。

私は24歳ですが、私より優れた高校生なんていくらでもいます。逆に、60歳でも私より考えが浅そうな人だっていくらでもいます。

全部当然です。経験の密度もIQの高さも人それぞれなんですから。

断言口調は優しくない

断言口調で話す人ってどう思いますか?

場合によっては「正しいという自信がある分信じやすい」と感じる人も多いと思います。

しかし、断言口調の人は危険です。

断言口調の人が危険な理由その①

相手に話をするときは、情報に齟齬が発生し、本来の情報が歪んでしまうことを認識しておく必要があります

 

例として、おっさんの主張である「仕事で失敗する人には特徴がある。行動を変えずに意識を変えれば仕事では失敗しなくなる」という主張で見てみてください。そして、その主張が正しいものとしてください。

この場合、おっさんがうまく言葉に表せていない可能性、話がうまく伝わっていない可能性、おっさんと24歳の人との間で言葉の意味の認識が異なる可能性など様々なノイズ発生ポイントがあり、例え主張が正しくても相手が誤解してしまう可能性があります。

それなのに、断言口調で話すということは、まぁこのことを理解していないんでしょう。

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断言口調の人が危険な理由その②

これは何かを極める経験はマジで大事だって話の記事でも述べたものです。

「学習」というのは人の経験や知識を断片的に取り入れ、自分の経験っぽくすることを言います。経験のパクリです。

「仕事で失敗する人には特徴がある。行動を変えずに意識を変えれば仕事では失敗しなくなる」と教えられ、聞き手が「学習」した場合、その言葉の裏にある意味を正しく理解するだけの「経験」をすっ飛ばします。

この状況は危険です。意味が分からず上手くいく状況は、大きな間違いや大きな失敗を誘発します

そして、断言することにより相手の思考を鈍らせ、失敗する可能性はさらに高くなります

仕事で失敗しないためのコツを教えることが失敗に繋がりやすくなるっていう、なかなかにエッジが効いた面白い話ですね。

 

24歳の人の目線に立ってみて欲しい

24歳の人は、私と同じようにダーツの練習をするために1人で満喫に来ていると思います。そのはずが、なぜか隣の台のおっさんに絡まれて、貴重な練習時間で説教されるっていう。

もう最悪すぎるし、意味わからなさ過ぎて発狂しそうですよねw

隣の台の人が「いっしょにプレイしませんか?」って言ってくるのはウェルカムな人が多いと思いますが、こういう展開を予想できる人は少ないでしょうw

おっさんの目線にも立ってみる

24歳の人の目線にだけ立って話すのはフェアじゃありません。それをしたら私もおっさんと同じ。

おっさんは本当はこんなことを言うつもりはなかったけど、話の流れや精神状態等の様々な要因のせいで、説教のような状況が出来上がってしまった可能性は大いにあります。

というか、その可能性が一番でかい。

おっさんを頭ごなしに否定するのではなく、おっさんも自分と同じ人間で、本来は優しい人間であると考えるべきです。

まぁ二人ともかわいそうというのが今回の結論かな。

 

まぁ私もダーツ練習に集中できなかったので、被害者の一人なんですけどね!!?wまぁいいやw

こじらでした

じゃ

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