左目の前で構えるのは間違いだった〜利き目が逆な人のダーツ理論〜

ダーツ

どうも、こじらです。

最近またダーツの投げ方を矯正しました。フォームを変えるのは良くないって言いますけど、そんなこと言ってられるレベルじゃないのでw

ということで今回は、ダーツフォーム矯正の過程で分かった「利き目が逆な人が、利き目の前でダーツを構えることの難しさ」について話していきます。

Part3(続編)はこちらから

利き目が逆な人は工夫が必要

利き目と利き手が逆な場合、左右のズレを修正するために何か工夫が必要です。

過去記事(利き目と利き手が逆な人のダーツの話)でも述べましたが、

  • 首を傾ける
  • 手を利き目の前に持ってくる
  • 両目で見るようなイメージで両目の真ん中らへんにセットアップする

などが方法として挙げられますね。

いやー、右手が胸から生えてればいいのにと何度思ったことか……(気持ち悪すぎる)

ここ1ヶ月近く「手を利き目の前に持ってくる」の投げ方で練習をしてましたが、どうしても安定感が出ずに挫折しました。

利き目の前に持ってくる投げ方の利点と欠点

まずですが、ダーツ上達においては、「頭でイメージする矢の軌道」に合わせた「腕の動かし方」を身につけることが大事だと私は思っています。

上記で挙げた「左右のズレを修正するための工夫」は

  • 頭の中で軌道をイメージしやすいか
  • イメージした軌道を再現しやすいか

の是非で利点と欠点が見えてくると思います。

イメージのしやすさと再現性

「手を利き目の前に持ってくる」投げ方は、イメージのしやすさに重点を置いています。その分、再現性が著しく低いです。

肘の位置について

「左目の前に持ってくる」(左目の前にセットアップ)の方法は、上で挙げた「左右のズレを修正する工夫」の中では最も目と肘の位置が離れています

首を傾ける方法は、首を傾けることによって左目とともにイメージする軌道を右側に移動させ、肘との距離を近づけます。

両目の真ん中でセットアップする方法は、セットアップする場所を右側に移動させるので、こちらも肘との距離が近づきますね。

その点、左目の前にセットアップする方法は、そもそも肘との距離を近づけようとしていません

肘との距離が離れていると何が悪いのか

イメージした軌道の通りにダーツを飛ばそうと思うと、自然と

  1. 飛ばしたい場所
  2. 肘の場所
  3. セットアップした場所

は一直線上に来るかと思います。

例としてはボウリングが分かりやすいですね。ボウリングは腕を後ろに振って、まっすぐ前に押し出すことによって投げたい場所に正確に投げることができます。

これをハンマー投げみたいに回転しながら投げると考えれば分かりやすいでしょう。ちょっと大げさですが理屈は同じです。

機械的な動きと人間的な動き

イメージした軌道の上に全ての要素(目、肩、肘、的…)を配置すれば、横ブレが発生することはなくなりますが、人間の身体の構造的にそれは難しいです。例え一直線上にすべて配置できたとしても、元に戻ろうとする力が加わるので、それによってブレが生じます。

つまり、なるべく一直線上に配置するが、人間的な動きの範疇を出ない動きが理想の動きと言えると思います。

 

ここで、「手を利き目の前に持ってくる方法」に話を戻します。(説明が難しいので、利き目:左、利き手:右とさせてください。)

  1. 右肘を左目に合わせて左側にもってきた場合、肩との距離が遠く、右側に戻ろうとする力が働いて右側にブレる
  2. 右肘を左目に合わせて左側にもってきた場合、腕が肩と肘に従って動き、左側にブレる
  3. 右肘を自然な場所である右側に配置した場合、上で述べたボウリングの理屈で横ブレが発生する

もう横ブレがひどすぎて「あ、これはおれには無理だww」と思いました。これが挫折の理由です。

プロプレイヤーの例

フィル・テイラー

左目の前に持ってくる人と言ったら、史上最強と言われる「フィル・テイラー」を思い浮かべる人が多いと思います。

私はこの1ヶ月を通して、彼は人間ではないという絶対的な確信を持ちましたw

  • 左目の前に持ってきている←まずこの時点で人間じゃない
  • あれだけ遅い矢速←いやおかしい。絶対安定しない
  • 下からぶつける謎スタッキング←もう理解不能すぎて死にそう

数多くのダーツ理論を根底から壊しに来ていますw

浅田斉吾

今度は現在の日本最強と言われることが多い浅田斉吾プロ。

彼はテイクバックはほとんどありませんが、セットアップの段階で利き目とは反対方向に腕を引く動作をします。

私は「こういう腕の引き方もあるのか!自分利き目左だし、いけんじゃね!?」と思いました。

実践してすぐは、ビギナーズラック的なもので調子が良かったです。すぐボロが出ましたけどね。

超上位プレイヤーを真似することについて

これにより再認識させられました。超上位のプレイヤーを凡人が真似するのは間違っていると。

ましてや、一般的な理論が適用されないようなフォームを「途方もない努力」と「才能」によって獲得した人に対して、素人が付け焼き刃の知識で真似するなんてバカにもほどがあります。

これはゲームブログを書いていたころからよく考えていたことですが、まさかここまで上手くいかないとはねw

まとめ

今回は利き目が逆な人は、「手を利き目の前に持ってくる」という方法で投げると痛い目を見やすいよという話を理論立てて話してみました。

次回は

「もう全部放り投げて、右目の前に構えるようにしたよ!!」

という内容の記事を書いていくつもりです。長々と読んでいただきありがとうございます。次回もよろしくお願いします。

こじらでした

じゃ

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続編:普通に右目の前で構えるようにした話~利き目が逆な人のダーツの話~

Part1.【ダーツ】利き目と利き手が逆な人のダーツの話
Part3.普通に右目の前で構えるようにした話~利き目が逆な人のダーツの話~
Part4.【備忘録】利き目の意識を忘れてフォームが迷走した話~利き目左のダーツ~

え!?ダーツやってるのに4スタンス理論知らないってマジ!?

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