どうもこじらです。
今回は完璧主義な性格の私が「完璧主義って本当いいことねぇよな。」っていう話をしていきます。
完璧を求めるとパフォーマンスが落ちる
完璧主義な人は、そうでない人に比べてパフォーマンスが悪いと言われています。
パフォーマンスが悪いというのは、質とコストが釣り合っていないという意味ですね。
3時間作業したのに生み出されたものは2時間分の価値しかないみたいな。
些細なミスは気にせずに完成度8割のものを作れば合格と考える人、
何回も見直しをして完成度10割を目指す人の場合を見てみてください。
後者のほうが良いものが出来上がる可能性は高くなりますが、2割にかけた「時間」は、その「可能性」と釣り合っているでしょうか?
土壇場に弱い
しかも、小さい失敗を恐れる分、緊張しやすく本番に弱いです。
「これくらいできればいいや。」
と楽観的に考えて本番に臨む人より、
「まずこうして、次にこうして…。こうしたらこう失敗するかもしれないから、これを意識して…。」
と色々考えて本番に臨む人の方がうまくいかないのは感覚的に納得がいくと思います。
普段考えずにこなせていたことに意識を向けるのは本当に危険です。
土壇場で100%の行動をするのは普通に考えて無理ですが、完璧主義の人は性格上100%を目指そうとしてしまいます。
そして、結果として普段考えないことまで考えてしまいます。
「ちょっとは考えろボケカス!」と陰でボソボソ言うことがメインテーマのこのブログですが、今回は別w
日本人は完璧主義な人が多い?
有名なジョークにこんなものがあります。
「世界最強の軍隊は?」
「アメリカ人の将軍、ドイツ人の将校、日本人の下士官、ロシア人の兵」「世界最弱の軍隊は?」
「日本人の将軍、ロシア人の将校、ドイツ人の下士官、アメリカ人の兵」
これは組織の和(協調性)を重視する日本人の性質を皮肉っていると捉えることが多いようですが、
「日本の国民性は完璧主義者である」と捉えても納得がいきます。
世界最強の軍隊に「日本人の下士官」が挙げられているのは、下士官の仕事として考えられる「任務の遂行」「兵の統率」などの仕事は完璧を求めた場合にパフォーマンスが出やすいから、
世界最弱の軍隊に「日本人の将軍」が挙げられているのは、将軍の仕事に完璧を求めたら、パフォーマンスが悪くなる上に、土壇場で脆いから
と考えてもスッキリと理解することができます。
今回の新型コロナ騒動
今回の新型コロナ騒動も同様だと思います。
「日本の政府はいつも後手後手だ」と批判されがちですが、これも完璧主義なことが原因の一つとして挙げられます。
日本の政府に完璧主義者が多く判断が遅い
という側面以外にも、
国民が完璧主義で、上手くいっても批判が多い
という側面もあると思います。
ただでさえ判断が遅くてパフォーマンスが悪い日本人に批判が集まれば、さらに悪い方向に流れていくことは容易に想像が付きます。
完璧主義は本当に救えないなw
あとがき
私は典型的な日本人で完璧主義者なので、この性格との付き合い方はよく考えています。
具体的な例としては、定期的に質が低い記事を書くように心がけています。
まぁ、普段の記事も別に高くはないですけど。←この発言が完全に完璧主義
完璧主義的な考え方にも、物事を深く考えやすいというメリットがあります。
しかし、物事を深く考えることは、人のためになることは多くても、自分のためになることは案外少ないと思います。
なのでこのメリットもメリットと言っていいかちょっと微妙。
この辺は、近いうちにあげる予定の「実体験は人間の幸福度を下げる」という記事で話そうと思います。
こじらでした
じゃ
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