「平等の考え方」ちゃんと理解してる?~本質的な平等を考える~

現代哲学

どうもこじらです。

「平等の考え方」について考えたことはありますか?案外、分かった気になって考えていない人が多いのではないかと私は思います。

ということで、今回は「平等」の話。

平等には2種類ある

まず、平等には大きく2種類あります。

  • 均す平等
  • 全員に同じ価値を与える平等

この2つです。専門的な用語がありそうですが私は知りませんw

均す平等

日本社会で一般的に言われる「平等」というのは、この「均す平等」を指すことがほとんどです。

  • 社会的弱者への支援
  • 累進課税

なんかがこの「均す平等」の考え方に従った仕組みです。

何かの基準を設け、その基準を使って人々が持っている「価値」をコントロールします。

 

全員に同じ価値を与える平等

「価値を与える」という表現を使っていますが、マイナスする場合も同様です。

定数的、定量的に価値の分配を行う方法ですね。

これは消費税をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。

全員、100円の物を買ったら平等に10円マイナスされますよね。

この「全員に同じ価値を与える平等」の考え方は「均す平等」に比べると、平等の考え方としてはあまり普及していない気がします。

それぞれの考え方の例

「3人兄弟で1枚のピザを分ける」という例を使って見てみます。

「均す平等」の場合は「一番上の子には一番小さいピースを与え、一番下の子には一番大きいピースを与える」というように何かしらの基準に従って与える価値を変動させます。

対して「全員に同じ価値を与える平等」の場合は、三人に三等分して与えます。

均す平等の問題点

どうですか?この例だけ見ると「全員に同じ価値を与える平等」の方が平等に見えませんか?

そうなんです。均す平等には少なくとも3つの問題点があります。

問題点その1

問題点その1は、何かしらの基準に従って平等の考え方を決めているということです。上の例で「何で一番上の子に一番大きいピース与えないの?一番身体大きいのにおかしくない?」と思った方もいると思います。

たしかに、身体の大きさを基準としたら一番上の子に大きいピースを与えると思います。しかし、身体の成長を基準としたら一番下の子にピースを与えることも「平等」と言えると思います。

つまり「均す平等」における基準は価値観に大きく左右される訳です。

キチガイが考えた平等

「ワイは生まれつきチビでデブだブヒ。こんだけ不幸に生まれたんだから他の人ももっと困ってくれないと平等じゃないブヒ。」

という発想のキチガイがいたとします。これもこの人が決めた基準によって「平等」を定めているため、「均す平等」に該当します。

いや怖い怖い

問題点その2

問題点その2は、基準よりも上の人は相対的に損をするということです。

「損をする人がいるのにそれって平等って言えるの?」っていう話ですね。

問題点その3

問題点その3は、「均す平等」が世の中を歪めやすいということです。

「あー辛いンゴ!!あーもう無理ンゴ!!助けて欲しいンゴ!!!」と主張すると社会で有利に働く場合がありますよね。例としては従軍慰安婦とか、徴用工訴訟とかが分かりやすいです。

人間全員がプライドを持って行動する世界ならいいのにねぇ。

てか普通に均す平等が嫌いだ

私は「均す平等」が嫌いです。

人は一人の人間の幸せを理解することすらできないのに、普遍的な幸せを勝手に決めつけようとしている感じが嫌いです。

そんなん絶対に無理じゃんね。

しかも、場合によっては一部の人に害を与えることによって平等を実現させようとする場合もあるんですよ?いやもう無理無理。狭くて怖い。

資本主義と平等について

資本主義は「全員に同じ価値を与える平等」の色が強いです。

全員、自由成り上がれる可能性を与えられていますからね。

その反面、格差が生まれるのを前提とした考え方なので「均す平等」の考え方とは大きくかけ離れています。

資本主義と均す平等は相性が良い?

資本主義と「均す平等」は相性が良いと思います。

理由は

  • お金はみんなが価値を認めていて、定量化がしやすく、主観的な平等が普遍的な平等である可能性が高いから
  • 基準よりも上にいて価値を受けない人が、間接的に価値を受け取れるパターンが多いから

といった感じです。

結局、この2つの平等の両方を使って上手い感じにバランスを取ろうとするのが、一番マシな方法なんだろうなと思います。

私は「均す平等」の考え方は好きではありませんが、社会全体を考えたら大切な考え方なんだろうなと思います。

まぁちゃんとした人間がこの「均す平等」の基準を考えてくれるならw

平等と個性

今度は平等と人間の個性についての話少しだけ。

平等人間の個性は基本的に相反するものです。

例として「男女の賃金格差」を挙げてみます。

男女の賃金格差

日本では男性のほうが賃金が高いですよね。厚生省の平成30年のデータを見てみると、

男性は33.76万円
女性は24.75万円
その差は9.01万円

え、そんなに差があるんですねw

この情報から「女性差別だ!!女性の賃金を上げろ!!」という論調になりそうですが、男性のほうが給料が高いのは当然です。

男性の方がオタク気質

身体的特徴による差異が理由として挙げられるのが定番ですが、私が思う一番の理由は男性のほうがオタク気質だからです。

ここで言うオタクの意味は「一つのことに没頭し、追求する」といった感じです。

オタク気質の人間は、女性に比べたら男性の方が圧倒的に多いですよね。

そして、会社から見たらどう考えてもオタクの方が扱いやすいです。だって仕事を与えたら勝手に頑張って勝手にプライドを持ってくれるんですからw

その結果として、昇給したり昇格したりして賃金に差が出ます。

これって差別なんですかね?ただの個性の傾向により発生した差異だと思っちゃいます。

オタク気質な女性

ただ、男性のほうがオタク気質な人が多い傾向にあるだけで、女性にオタクがいない訳ではありません。当然ですね。

このオタク気質な女性が頑張っても賃金が上がらない場合は、「均す平等」にも、「全員に同じ価値を与える平等」にも反します。

つまり、この場合は差別です。

男女というくくり方に問題がある?

男女によって性格の傾向が異なるんだったら、男女という分け方でデータを集めるのが間違いな気もします。

賃金に差が出る原因をしっかり調べて、その原因を基にデータを集めるのが、権利を受けるべき人に権利を与える最も良い手段だと思います。男女は流石に安易すぎませんかね。原始人でも思い浮かびそう。

まぁ、賃金に差が出る原因は色々あると思いますし、それをどうやって調べてどう統計をとるんだっていう話です。なので、シビュラシステムでも発明されない限りこの原始的な平等思想は脱出できないんだろうなって。

まとめ

  • 平等の考え方は「均す平等」と「全員に同じ価値を与える平等」の2つに分けられる
  • 「均す平等」は多くの問題がある
  • でも資本主義は「均す平等」との相性が良い
  • 「均す平等」における基準の決め方は難しく、シビュラシステムでもないと無理だろう

とまぁ、平等には答えがないし、私が考えている「平等」もまだまだ浅いんだろうなって思います。もっと考えないとね。

こじらでした

じゃ

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