どうもこじらです。
最近記事ネタに質を求めすぎてて記事更新のペースが落ちてる気がします。
ということで今回は質調整のための記事を書きますw
定番の「ギターとベースの違いって何?」という問いに答える形で書いていきます。
ギターとベースの違い
陽キャ「ギターとベースの違いって何?」
私「弦の本数かなぁ~(うーん実際のところ全然違うからなぁ・・・🤔違いすぎててなんて答えればいいのか・・・🤔和式トイレとウォシュレット付き洋式トイレくらい違うからな🤔弦の本数なんて定番の回答はしたくないな🤔本質的な違いはそこじゃないしな🤔でも、楽器知らない人に楽器の役割説明するのもあれだしな🤔説明も長くなるし気取ってると思われそうだな🤔でも、この場合求められている回答はどういうベクトルなんだろな?🤔まぁ分からないから弦の本数でいっか😊)」
…毎回分かりません。
しかし!!
この場では状況が違う!
ここは私の独壇場です。相手が陽キャでも顔は見えない!!
相手を気にせず言いたいことをボソボソ言える!
楽器としての役割
ギターとベースは同じ弦楽器でも役割が全然違います。
ギターはメロディ。ベースはリズムを担当します。(そうでない場合もありますが。)
メロディとはメインの対象物を形成するもののこと。
そして、リズムとは空間や環境を形成するもののことです。
これは視覚的に考えるとイメージしやすいです。
ここに一つの素敵な絵があります。
中央に素敵なトイレがありますね。
この絵のメインの対象物はこのトイレです。
背景にある絵画や窓は、背景として対象物であるトイレを引き立ててくれます。
このトイレがメロディ(ギター)で、背景がリズム(ベース)です。
ちなみに、ロックではベースに加えてドラムがリズムを形成し、この2つの楽器は「リズム体」と呼ばれています。
そして、それ以外のほとんどの楽器はメロディを担います。
この絵で他のパートを考える場合は、
- ボーカルが入ればトイレにタンクが付く
- もう一本ギターが加わればウォシュレットの操作パネルが付く
- ドラムが入れば消臭剤が置かれる
みたいなイメージで考えると良いと思います。
どちらも重要な存在
メロディを担う楽器(ギター)とリズムを担う楽器(ベース)はどちらも重要な存在です。
メロディを担う楽器(ギター)がない場合、トイレが存在しない空間だけの味気ない絵になります。
雰囲気から「ここはトイレかな?」と察することはできるかもしれませんが、絵がはっきりとそれを主張することはありません。
リズムを担う楽器(ベース)がない場合は、トイレがあるので「トイレだな。」と理解することはできますが、絵として成立しているかは微妙です。
「絵っていうかなんていうか、イラストかな?」って感じになります。
求められるスキル
役割が違うので求められるスキルも違います。
ギターはメインの対象物であるため、自分の存在を主張することが許されます。
注目を集める存在である分、細かいテクニックが多く、そのテクニックは音楽における出現頻度も高いです。
それに対しベースは、背景としての役割を持つため、自分の存在を主張することは基本的に許されません。
「この空間はトイレだ」ということを主張しつつ、その雰囲気を崩さないスキルが求められます。
やり始めはベースの方が簡単だと思っていい
やり始めの頃はギターよりもベースの方が簡単だと思って相違ないと思います。
主役は、裏方よりも早くテクニックを要求されるものですからね。
しかし、場のレベルが上がってくると難易度の差は少しずつなくなっていきます。
「最高の絵画」を描こうと思った場合、少しの不協和だけでもクオリティを一気に下げることに繋がります。
場のレベルが上がったときにベースの難易度が一気に上がる理由はそこにあります。
このトイレがものすごく歪な見た目をしていたら、背景が歪でもトイレに注目が集まると思います。
しかし、このトイレがツッコミを入れる余地がない「良く描けたトイレ」だったら、今度は背景に注目が行きます。
雰囲気を作りつつ他の存在を目立たせるテクニックというのは、目には見えない難しさがあります。
「この絵画は何の絵だったらトイレが引き立つんだろう?」と考えると難しさを理解してもらえると思います。
この難しさに向き合ったとき、ベースという楽器の深みを感じ、同時に音楽の楽しさを知ることができます。実際にはどうバレずに一人で気持ち良くなるかだったりするが流石にそれは言えない。
あ、ギターは最初からシンプルに難しくてシンプルに楽しいです。
こじらでした
じゃ
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