どうも、最近はダーツのために4スタンス理論を勉強してるってよりは、4スタンス理論のためダーツをやってる気がするこじらです。
今回はB2タイプは体重移動の投げ方が得意だよっていう話をしていきます。
体重移動は有用なテクニック
体重移動というのは、後ろに置いた重心を前に移動させるときの慣性を利用してダーツを飛ばすテクニックですね。
「体重移動をすると楽に投げられるよ!」「体重移動をするPDCで活躍しているプロプレイヤーは多い!」といった、体重移動に触れたツイートをよく見ます。
実際、全身の筋肉を連動させて投げるため、安定したパフォーマンスを実現しやすいと思います。
よく「動作は小さい方がいい」という主張がありますが、人間の身体はそんなシンプルな構造ではありません。身体の部位は他の部位と連動して動きます。無理に身体を固定させようとしたら、「動かさない」という動作を実現させるためにより難しい動きが求められます。
まぁ長くなりそうだからこの話はまた今度でw
とりあえず、「体重移動」っていうテクニックがあって、そのテクニックは有用だと思うよって感じです。
体重移動を4スタンス理論で捉える
体重移動を4スタンス理論の用語で置き換えると「軸シフト」になります。
前回記事で話した内容です。一応リンク張っておきます。
後ろ足にピンニングした垂直軸を、前足へと軸シフトさせます。
こう考えた場合、スタンスの違いによって得意か不得意か(違和感なくこの動作ができるか)に差が出てくることに気付きます。
体重移動しやすい条件
体重移動を違和感なく、安定して行うための条件として、
- 重心が後ろにあること
- 身体の軸がブレにくいこと
の2つが挙げられます。
そして、最も条件を満たしているのがB2タイプだっていうのが今回の本題。
B2タイプの特徴
B2タイプはクロスタイプ、後ろ重心でオープン寄りのスタンスが投げやすいという特徴があります。
つまり、
- 身体左右の軸を入れ替えることなくスムーズに体重移動ができる(クロスタイプ)
- 動作の主動面が内面にあるから、前面への運動に違和感がない(クロスタイプ)
- 元から後ろに重心がある(後ろ重心)
- 重心が外側にあるから大ぶりな重心移動ができる(外側重心)
という理由から体重移動がしやすく、効果的であると言えます。
他のタイプで見てみる
B1タイプ
まずはB1タイプ。
後ろ重心なので、前面への体重移動はスムーズにできそうです。
ただ、クロスタイプほどのスムーズな軸シフトは難しそうです。
体重移動の慣性を補助として利用するのはアリだと思いますが、体重移動主体で投げるという意識は難しいんじゃないかと思います。
A1タイプ
次はA1タイプ。
後ろ側に重心を置くこと自体に違和感があり、パフォーマンス悪化につながりやすいです。
しかも、A1タイプは最も動作がコンパクトなので、体重移動を意識しても得られる恩恵は少ないでしょう。
A2タイプ
最後にA2タイプ。
A1同様、後ろ側に重心を置くこと自体に違和感があります。
A2タイプは外側重心かつ運動の意識が外面にあるという、外×外の外側人間です。
内面の意識が強い体重移動をA2タイプにやらせるのは酷です。体重移動なんかしようとせず黙ってテイクバックしててくださいw
結論
体重移動が得意なスタンスは
B2>>B1>A1>>A2
です。
B2以外は出来ないって言っている訳ではありませんので、その辺は誤解しないでくださいね。
B2タイプはRPGでいうLv.3までの経験値を積むだけで「スキル:体重移動」を習得できるけど、A2タイプはLv.70にならないと習得できないっていう感じです。しかも、そのスキルのレベルの上限もスタンスごとに異なるっていう話。
まぁ、理論を踏まえた上で感覚的にプレイングすることが重要だと思うので、何かに拘らずに気楽にやっていればいいと思いますwまぁ頭では分かっていても、成長を考えるとなかなかそうもいかないんですけどねw
こじらでした
じゃ
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