どうも、最近は1日14時間くらいはeclipseを開いていそうなこじらです。
eclipseというのは主にプログラミング言語であるjavaを使う時に使うソフトみたいなものです。
仕事でjavaやって、プライベートでjavaやって。
精神だけ擦り切れて何で生きてるのか分からなくなってきました。
開発は楽しいですが、趣味としてはクソです。だって精神が擦り切れるんですもん。
前置きは置いておいて今回は、コスパを考えることの難しさについて綴っていきたいと思います。
コスパってそもそも何なのか
「コスパ」とは「費用対効果」。費やした労力に見合ったリターンのことを言うと思います。
もっと浅く言うと、「安いもの」みたいな認識があると思います。
ただ、これは誤った認識です。
「コスパ」は「費やした労力に見合ったリターンのこと」と理解していても、実際の行動がその通りになっておらず、「安いもの」という認識を持っているのと同等の行動をとってしまうことが多いです。
私もまだまだ甘いなと思うことがあったので今回記事にしてみた次第です。
「コスパ」を具体的に
ということで「コスパ」をもっと具体的に考えてみました。
そして、なんとなくそれっぽい例が思い浮かびました。
あなたは、家の鍵を閉めたか確認するため、ドアノブを引っ張りますか?
何度か確認する人、1度だけ確認する人、確認しない人、まぁ色々いるだろうと思います。
ただ、大体の人は0回or1回で外出先に向かってしまうでしょう。
でも、どうして何度も確認しないのでしょうか?
1度確認して開かないことが確認できたとしても、2度目確認したときには開くかもしれません。
じゃあ、何回も確認した方が安全ですよね。やればやるほど安全になります。
でも私たちはなぜ、0回か1回っていう少ない回数で確認をやめてしまうのでしょうか。
そこで、「コスパ」の話が出てきます。
その確認回数で本当に大丈夫?
0回か1回っていうのは経験(あるいは知識)から導かれた
「まぁ、大丈夫だろう」
という考えのもと、その回数での確認に留まっています。
だって、鍵を閉めたら鍵は閉まりますし、普通に考えたら1回確認すれば十分ですからねw
でも、複数回ドアノブを引いたら、もしかしたらドアが開いてしまうかもしれません。
確認を重ねれば重ねるほど安全性は増します。
でも、私たちはそれを実行しないんですよね。
これは「コスパ」を感覚的に理解しているからに他なりません。
そう、私たちは「コスパ」という言葉の意味を深く考えないまま、この「コスパ」という言葉に込められた概念を感覚的に理解しているのです。
「めんどくさい」「やる意味が分からない」という形で。
しかし、私たちはコスパを理解しているとは思えない無駄な行動をとってしまうことが多いです。
もう少し掘り下げてみましょう。
人はリスクを理解していないときに無駄な行動をとる?
人がリスクを認識していて、それが経験則からある程度正しいと判断出来たとき、人は「コスパ」が良い行動をとることができます。
逆に言うと、リスクを正しく理解していない場合は、
- コロナ禍で比較的安全にも関わらず過度な対策をしたり
- 逆に危険な状況にも関わらずマスクを外してデモに参加したり
というようなコスパが良いとは思えない行動をとってしまいます。
このような行動に至ってしまうのは、
- リスクへの理解、知見が人類にない
- リスクに対しての調査が足りていない
というのが大きなものだと思います。
リスクへの理解、知見が人類にない
人類自体が経験したことがない、もしくは経験が浅いことに対してリスクを考えて行動をするのは難しいです。
調べても分かりません。
どうあがいてもコスパを正しく考えることができず、無駄な行動をとってしまうことが多いと思います。
コロナはこれに近いものがありそうですね。
このパターンに関しては対策が難しいのでとりあえず無視w
リスクに対しての調査が足りていない
ほとんどのケースはこれでしょう。
人類にリスクのナレッジはあるが、それに対しての調査を怠った場合です。
先入観で「危険!」もしくは「安全!」と判断してしまうせいで、リスクへの判断を見誤ってしまうのは典型的な良い例だと思います。
先入観≒直感だと思うので、先に述べたように先入観で判断すること自体は間違ってないんですが、先入観で判断できるのはリスクへの理解がある場合だけです。
理解がない場合はコスパの悪い間違った選択をする可能性があります。
これは、株に対する一般的な認識がいい例だと思います。
株は危険!!
確かにそうかもしれません。素人が利益を出すのは難しいと思います。(知らんけど)
しかし、それは資産価値の上昇によって得られる利益(キャピタルゲイン)で利益を得ようとした場合の話です。
この方法の場合、金銭的なリスクが高いこと以外に、学習コストが高いことや拘束時間が長いことが特徴として挙げられると思います。(まぁ知らんけど)
その点、配当等の保有することによって得られる利益(インカムゲイン)を使って利益を得ようとした場合は、キャピタルゲイン目的に比べて学習コストや拘束時間はそこまで求められません。
そして、保有するリスクが低い金融商品もたくさんあります。
前提条件が足りていないのでリターンについて言及することはできませんが、とりあえず株に対して単に「リスクが高い」と認識を持つことは間違いであることが分かります。
今度は銀行預金を見てみましょう。
銀行預金は株と性質はほとんど同じですが、みんなが当然のように利用していて、理解やナレッジがありコストが低いのが特徴です。
ただ、銀行預金のコスパはどうでしょうか。
先に述べたように、私たちは「コストが低い=コスパが良い」という誤った認識を持っています。
銀行預金はこの色が強いと思っています。
リスクを正しく理解しているものに対しては「コストが低い=コスパが良い」が成り立ちます。
しかし、コスパは比較対象がないと考えることができません。
私たちは銀行預金についてはある程度理解がありますが、似た性質を持ち比較対象として挙げやすい「株」に対する理解は浅いです。
ということは、銀行預金のリスクとリターンを理解していても比較対象について理解していないので、コスパを推し量ることはできないんですよね。
つまり、株について理解せずただ銀行預金をしている人は毎日ドアノブを100回引いているのと同等の行動を取っている可能性があります。
まぁ、これも前提条件不足なので具体的なことにまで言及はできませんが、もっといろいろと勉強するべきなんだろうなとは思います。
まとめ
今回はこんな感じの話でした。
「これドアノブ100回引いてねぇかな?」と考え、自分の行動について見直してみると何か発見があるかもしれません。
まぁ、コスパを考えることが自分にとってプラスになるかどうかは分からないんですけどね。
こじらでした
じゃ