【アクアマリンふくしま】超主観的に水族館を評価~見どころと楽しみ方の考察~

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超主観的水族館評価。アクアマリンふくしま編やっていきたいと思います。

アクアマリンふくしまの評価

基本評価

基本評価
オタク度 ★★★★☆
動物の珍しさ ★★★★☆
混雑対策 ★★★☆☆
魅せる努力 ★★★★★

観点についてはこちらの記事を。

入館料
大人 1,800円
小~高校生 900円
未就学児 無料

※大人料金は2019/10/01から1,850円に改定される模様。

アクアマリンふくしまを一言で言うと

「こだわりが強い研究施設」

という感じです。

オタク度

オタク度は★4です。大衆向けの人気な動物の展示が比較的少ないこと、説明書きがしっかりしていること、研究実績の報告が多いことなどが評価のポイントです。

シーラカンス

アフリカシーラカンス

アクアマリンふくしまと言えばシーラカンスの研究が有名ですね。世界で2例目のシーラカンス映像の撮影、世界初の稚魚の映像の撮影、アフリカ・シーラカンス、インドネシア・シーラカンスの同時展示など数々の実績があります。

※この2種同時の展示は2019/11までの期間限定らしいです。

(インドネシア・シーラカンスも撮ったんですけど、ブレがひどすぎたので載せませんwカメラがいいスマホ買い換えようかなぁ。)

館内には「シーラカンスの世界」というコーナーがあるくらいシーラカンスへの熱意はガチです。

「シーラカンスの世界」に入ってみると・・・

タマカイ

「標本?……ん?生きてないかこれ!??いやでも、シーラカンスがいる訳ないし……え、シーラカンスの研究ってそんな進んでたんか?飼育できるほどに???マですか???」

と、思いきやこれはシーラカンスではなくシーラカンスに似た「タマカイ」という生き物のようです。別称が「仮面シーラカンス」らしいです(アクアマリンふくしまが独自にそう呼んでいる模様)。

いや紛らわしいわwwシーラカンスの世界に別の生物置くなやww

よく見てみると特徴的な胸びれと腹びれがないですし、勝手に騙されてるほうが悪いんですけどw

資料が豊富

捕鯨の歴史、サケとかの漁業の話、黒潮親潮の話など割とコアな内容が詳しく展示されていました。

黒潮親潮は福島県沖がその合流地点ということもあり、アクアマリンふくしまならではの話題です。ちなみに、捕鯨コーナーも期間限定の展示です。

珍しい動物

展示されている珍しい動物はマグロと、……あとは珍しすぎて名前を聞いても分からないような生き物がたくさんいますw

マグロ

マグロと言えば葛西臨海水族園ですが、アクアマリンふくしまにもマグロの展示がありました。種類はメバチ、キハダ、コシナガの3種類です。

マグロは遊泳力が高く、飼育するにはストレスなく泳げる大きい水槽が必要になります。そのため、有名な割に展示している水族館は少ないです。日本に5カ所しかないらしいです。

マグロがいる水族館についての分かりやすい記事を見つけたので、参考文献の欄にリンク張っておきますね。

珍しすぎる生き物

アクアマリンふくしまは新種の発見にも貢献しているらしく、そのアピールもあって珍しい生き物の展示が多いです。

タマコンニャクウオ ダイオウキジンエビ

私にはどれくらい珍しいのか、どれくらい凄いのかがよく分からないので、ここはノーコメントでw

順路について

ざっくりとした順路は淡水魚→アザラシや海鳥→海水魚といった感じです。

まさかのここも海遊館と同じで入ってすぐにエスカレーターで上まで上がってそこから下っていくパターンでした。あれ?珍しいと思ったけど割とありがちなん?

入ってすぐに標本と化石

館内に入ってすぐ現れるのは標本や化石ですw

「いや、なんかワンクッション挟めよ!もうちょっと大衆に媚びろよ!」と謎のツッコミをしたくなりました。序盤に標本がある名古屋港水族館ですらイルカゾーンでワンクッション挟んでるのに。

ただ、このコーナーが異様に面白いです。

スポテッドラットフィッシュ

なんだかよく分からない生き物が種類ごとに展示されています。種類ってのは無脊椎動物、軟骨動物とかそういう分類です。

しかも、展示の仕方がうまい

化石が置いてあるコーナーにぼんやりと暗い水槽に動物が展示されているので、何とも言えない不思議な空気感があります。シーラカンスの2体同時展示までありますし。

混雑対策

私が行ったときはお盆のかなり込みやすい時期だったんですけど、人がめっちゃ少なかったですwそもそも、そんなに混雑しない水族館なのかもしれません

あえて混雑しやすいポイントを挙げるとしたら、序盤の淡水ゾーンですかね。

以前の記事でも述べた通り、淡水の水槽は水面が低くて最前列まで出ないとよく見れない場合が多いです。人の密集が混雑に繋がりやすく、集中力もあって滞在時間が長くなりやすい序盤では特にそれが顕著です。まぁ、アクアマリンふくしまの淡水ゾーンは海遊館と違ってカワウソのような人が群がりやすい生き物を展示していなかったので問題ないとは思いますが。

私が1回行った限りでは、混雑の心配をする必要はないのかなというのが感想です。

こだわりの強さ

サンゴ礁の海

シーラカンスへの研究もそうですが、何から何まで熱意が伝わってきます。水槽の背景を見てみると分かりやすいんですが、めっちゃ細部まで作り込まれています。岸壁の苔や割れ目から生えている草が自然すぎて、勝手に生えたんじゃないかと思うレベルです。しかも、水槽の壁が意味なくむき出しになっている部分が極端に少ないです。

本当に手が込んでます。

アクアマリンふくしまに行く際は、背景も含めて動物を見ることでより一層雰囲気を楽しめるんじゃないかと思います。

まとめ

今回はアクアマリンふくしまをまとめてみました。行ったのは初めてだったんですが、ここまでこだわりが強くてオタク気質な水族館だとは思いませんでした。私的にはすごく満足な水族館です。むしろ、順路が長めで見る場所が多すぎるので、おなか一杯でしたw

人によっては、イルカショーがない点、(一般的な)大迫力の大水槽がない点が物足りなく感じるかもしれません。しかし、大人が楽しめる要素と子供が楽しめる要素がそれぞれ設けられているので、見方を間違えなければ十分楽しめると思います。

こじらでした

じゃ

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参考文献(外部リンク)

【公式】アクアマリンふくしま

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