今回は仙台うみの杜水族館編です。こちらもお盆期間に行って参りました。
うみの杜水族館の評価
基本評価
基本評価 | |
オタク度 | ★★☆☆☆ |
動物の珍しさ | ★★★☆☆ |
混雑対策 | ★★★★☆ |
魅せる努力 | ★★★☆☆ |
観点についてはこちらの記事を。
入館料 | |
大人(18才以上) | 2,100円 |
中・高校生(12~18才) | 1,600円 |
小学生(6~12歳) | 1,100円 |
幼児(4~未就学児) | 600円 |
仙台うみの杜水族館を一言で言うと
「バランスの取れたいい感じの水族館」
です。
オタク度
オタク度は星2です。うみの杜水族館は、「水族館」というものをイメージした際に思い浮かべるような要素(イルカショー、大水槽など)を詰め込みつつ、独自の要素もあるというある意味一般的な水族館です。悪かった部分が思い浮かばず、文句の付け所が特にないです。
そもそもこのオタク度という指標なんですが、この指標は人それぞれ水族館に求めるものが違うので、星が多ければ良いという訳ではありません。オタク度が低すぎても高すぎても満足できない層がでてきます。私的には星2が一番色んな人が楽しめそうかなーという感覚で評価しています。
珍しい動物
ヨシキリザメ
一般的にフカヒレの原料として使われるサメです。日本でもっとも水揚げされているサメはこのヨシキリザメらしいです。生息数が多くて生息範囲も広いようですが、飼育は難しく、日本で見られるのはここだけだとのこと。サメで有名な大洗水族館にもいないんですね。
宮城県はヨシキリザメの日本有数の水揚げポイントでもあるらしく、地域に合った展示ですね。
イロワケイルカ
頭と背びれ、尾びれらへんだけが黒く、それ以外は白い変わった模様をしたイルカです。著作権の関係と写真を撮れなかった都合で画像がないので、描きました。
こんなです。別名パンダイルカです。このイロワケイルカ尾びれ小せぇwアジの尻尾みたいだw
イロワケイルカは希少で、見られるのは仙台うみの杜水族館と、三重県にある鳥羽水族館の2つだけらしいです。
特徴的な見た目から個体数は少なそうに感じますが、絶滅の危険性は低く生態数は安定しているみたいですね。喜望峰(南アフリカの南の海)らへんが生息域で、日本から離れているのが理由で日本の水族館では希少なんだと思います。
公式サイトで調べてこのイロワケイルカがいることを知ったんですけど、行ったときに見た覚えがないんですよねw前通らなかったのかな?wもったいなさすぎww
順路について
順路は海水魚→海水魚の大水槽→淡水魚→イルカショー→アザラシやペンギンと言った感じ。一般的な水族館の順路です。
順路が分かりやすく、行先に迷うことは少なかった気がします。見づらい水槽や人が群がって混雑するポイントも少ないので、混雑対策がよくされていると思います。
ただ、イロワケイルカを見た覚えがないというのがちょっと引っ掛かるポイントではありますが…。
変わった要素
冷凍リュウグウノツカイ
本物のリュウグウノツカイが冷凍されて展示されています。しかも、触れますw
どうぶつの森(3DS)だと9,000ベルですね。いや安すぎひん?w現実世界ではなかなかお目にかかれないすごくレアな深海魚です。
そんなリュウグウノツカイを生で触れるってのは、なかなかインパクトがありますが、触ってみると「まぁ、こんな感じだな」ってなります。冷凍されている魚です。リュウグウノツカイを触ったことがあるっていう実績は作れますねw
これは期間限定なんですかね?行く前は調べてから行った方が良さそうです。
イルカショー
仙台うみの杜水族館のイルカショーはかなり個性的で面白いです。
水かけ
観客に水をかけるパフォーマンスです。
「あーあれねー。イルカが尾びれ使って水かけるやつねー。鴨川シーワールドのシャチの水しぶきすごかったし、まぁそれは越えられないだろうなー。フヒッ」
と、思っていたら……
いや、あんたらがかけるんかい!!!!!!
飼育員たちがバケツやホースなどで観客に水をかけてきました。完全に一本取られましたね。さすがにそれは予想できなかった。
でも、子供たちはイルカが尾びれを使って水をかけてくるなんて予想してないだろうし、これは誰宛ての騙しなんだ?w
ちなみに、その後はイルカもちゃんと水かけに参加しました。アシカの首にホースを下げさせて水かけしてくるのはちょっと変わってて面白かったです。
イルカショーにインコが登場
「ルリコンゴウインコ」という名前の大型のインコをイルカショーの途中で使っていました。
水かけで水がかかる範囲を、インコを客席の上を飛ばすことによって示したり、客席の中にいる飼育員を見つけてそこまで飛んでいくパフォーマンスをしたりと、他の水族館のイルカショーにはない演出を見ることができました。
たしかに、フクロウや鷲などの猛禽類を置いている水族館は案外多いんですが、このように鳥類を芸に使うっていうのは初めて見ましたね。
子ども向けの要素が多め
子ども向けのお絵描きコーナーがたくさんあったことや、下をくぐって覗ける水槽があることなど、子供が楽しめる要素が他の水族館より多めだった印象があります。
行った時間帯も関係あるかもしれませんが、子供連れが多かったので人によっては鬱陶しく感じるかもしれません。まぁでも、ボトルネックになって人が詰まるような箇所自体は少ないので、比較的不快感は少なく回れるかとは思います。
ダイオウグソクムシのダイオウグソク蒸し
ダイオウグソクムシを蒸して食べる動画が流れていてちょっと面白かったです。様がどう見ても底辺ユーチューバーでしたねw
まとめ
という感じで、仙台うみの杜水族館は一般的な水族館の構造ながらも、独自の要素もあり、見どころが多い水族館です。混雑対策ができていること、順路が分かりやすいことなども評価のポイントです。
とりあえずヨシキリザメ、イロワケイルカをみてイルカショーを見れば、後悔はしないと思います。私の二の舞にならないようによく調べてから行くことをおすすめします。
あ、大切なことなので、あえて一番最後に言いますが、この水族館は営業時間が日によって結構違うみたいなのでその辺もよく調べておく必要がありそうです。まぁ、9:00~18:00の間に収まるように行けば問題ないとは思います。
こじらでした
じゃ
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