脳みそのスペック差について~努力と才能~

生きる上でのノウハウ

どうもこじらです。

今日は人間の個性は、人が思っている以上に多彩だよって言う内容と、努力と才能について前よりも答えがまとまってきたのでその報告です。

本題だけ読みたい人は「努力と才能について」の章からみてください。

「自分に才能があるかのヒント」が欲しい人は関連記事で4スタンス理論を学んでみることをおすすめします。

人間の脳について

「脳みそのスペック差」とタイトルで書きましたが、一言にスペックと言っても色々な要素があると思います。ということでまずは、脳をコンピュータの仕組みに例えてまとめていきます。

脳とコンピュータ

とりあえず下の画像を見てみてください。

コンピュータ
計算等の処理の早さ CPU,メモリ
長期記憶 HDD
短期記憶 SSD
運動神経 出力装置
感覚 入力装置

色々と物議をかもしそうな対比ですが、とりあえずこういうものとしておいてくださいw「長期記憶もSSDだ!」とかイキらないでくださいねw

脳はコンピュータとよく似ています。というか、コンピュータが脳を模して作られているのかな?

コンピュータにスペック差があるように、人間の脳にもスペック差があります。まずはこのあたりを深く話していきたいと思います。

脳の性能差

「頭がいい人」というのは一般的にはどういう人を指しますかね?私の感覚では計算等の処理の早さや短期記憶が優れている人のことを指す場合が多い気がします。具体的には、学生の頃にいたほとんど勉強してないのにテストの点数が高い人とか、その辺の人たちですね。

でも、運動神経だって命令を送っているのは脳ですし、「頭がいい」って言ってもいいですよね。感覚が優れているというのも、純粋に感覚器官が優れている可能性もありますが、処理する脳が優れている可能性だってあります。

このように、脳には色々な機能があり性能があるので、実際にはもっと多様な「頭がいい」が存在すると私は思っています。

記憶力の差はあまりない?

記憶力の差は大して大きくないんじゃないかなと思います。人間の脳みその記憶領域をフルで使い果たすことなんてありませんし、記憶容量という意味では人間の脳はハイスペックです。保存する内容の取捨選択というPCにはない機能まで備わっています。PCにその機能があったらだいぶあかんですけどw

記憶の効率だって、記憶したい内容がどれだけ好きか(記憶する気があるか)と、記憶するコツをどれだけ身に着けているかが大きな割合を占めていると思います。

そのため、記憶力は個人差が比較的少ないと思います。

処理速度の差はかなりでかい

記憶力と違って脳の処理速度はものすごい個人差があると思います。ゲームが上手い人の動画をみていると、「いやいや……処理頻度高すぎだろ…」って思うことがよくあります。目で見た情報を頭に送って処理して、出来上がった命令が指に届くまでの早さが明らかに普通じゃないんですよね。普通の人が1秒に1回しかできないことを1秒に3回くらいやりやがるんですよ。

一応、慣れで処理量を減らすことで、目で見てから命令が指にいくまでの時間を短くすることはできます。でも、それだけでたどり着けるものだとは到底思えないんですよw

脳の処理速度だけでなく情報の伝達速度も速かったりするんですかね?そうだとすると、ものすごく大きい壁を感じます。

という感じで、人間の脳の処理性能自体はほぼ才能で決まるんじゃないかなって思います。

ちょっとまとめ

  • 脳には色んな機能があり、その分「頭がいい」も多彩
  • 記憶力は努力である程度どうにかなりそう
  • 脳の処理速度はほとんど才能だと思う
  • 処理速度は変えられなくても、処理量を減らすことで疑似的に速く見せることは可能

と、ここからは本題の努力と才能について話していきます。

努力と才能について

「才能は潜在的なもので、努力をしないと現れてこない。でも現れるとは限らない。じゃあどれだけ努力すればいいんだ?」と、私はよく考えてきました。それ自体に答えは見つかりませんが、努力と才能についての考え方については自分の中でなんとなく答えがまとまりました。

まず最初に、そもそも才能の反対は努力ではないっていうシンプルな答えがでました。何かに夢中になって努力をして、ある程度成長すると自分の限界を感じてきます。その時、初めて努力と才能について考えるものだと思います。「自分には才能がないのか?それとも努力が足りていないだけなのか?」と考え、その狭まった視野では才能の反対は努力だと思いがちです。少なくとも私はそうでした。

ただ、冷静になってみると、「努力の天才」という言葉が矛盾しない時点で才能と努力は対にはなりませんし、考え方自体が浅はかだと感じてきました。

まぁ、この記事を読んでいる人の多くが求めているのは「現れるとは限らない潜在的な才能は花開くのかどうか」だと思うので、そういった回答は求めていないんじゃないかと思いますwwでもあなたの潜在能力は誰にも分からんですし、「○○は何%が才能!」と具体的な結論を出している記事があったら、その記事はそれっぽい内容をそれっぽい理由を付けて話しているだけですw

現状「自分は本当に才能がないのか」それとも「ただやり方が良くないだけなのか」を判別する最も良い理論は4スタンス理論だと思います。繰り返しになりますが、それを知りたい人は関連記事から4スタンス理論の記事に飛ぶか、ググるかしてください。

才能の割合に答えがない理由

才能の割合に答えがない理由は、才能というのが主観的すぎるからだと思います。

才能が主観的すぎる理由①

例として、そのコンテンツでトップを目指している上位0.1%の実力の人間がいるとしましょう。周りから見たら上位0.1%の実力を持った人は、才能があるように見えると思います。1000人に1人しかそのレベルに到達していないと考えるとやっぱりすごいですよね。

しかし、その人はそのコンテンツでトップを目指しているので、視線は上を向いています。上の人とばかり比較するので周りから見たら天才でも、本人は才能がないと感じているかもしれません。

つまり、才能はその人自身の実力と心意気で基準が大きく変わる訳です。

才能が主観すぎる理由②

努力によって芽生えた才能を努力とするか、才能とするかは人によって大きく異なると思います。その人の「才能が芽生えるまでの過程」を知っているかどうかでも変化がでてきそうです。

この辺はストイックな性格か、楽観的な性格か。努力した経験の数と質などで変わってくるのかなと思います。

まぁ、というようにシンプルに人の価値観によって基準が異なります。

ただ才能はやっぱり存在する

才能の基準が人によって異なり、割合で表すことができないと言っても、それが才能の存在を否定することには繋がりません。

でもそこで「自分は才能がないから・・・」と諦めるのはまだ早いです。自分が極めたいコンテンツを極めるのに必要な才能を細分化してみると、案外自分が得意なこと、もしくは得意そうなことで上を目指せるかもしれません。もちろん才能による差は存在していて、上を見る人ほど才能を強く意識しやすい訳ですが、そういった思考回路に陥っている人ほど視野が狭くなりがちです。とりあえず冷静になってみるのがいいんじゃないですかね。

才能の存在を踏まえた上での努力

何かを極めようと思った場合、自分が早期成熟型か大器晩成型かを理解した上で努力すれば、潜在的な才能が分からなくてもある程度予測が立ちます。

成長の仕方っていうのも人間の個性の一つで、どんなコンテンツでも同じような成長ルートをたどるんじゃないかと思っています。そのため、極め始める前でも先を予測すれば、どのくらいのレベルまで成長できるのかは大体分かると思います。

成長ルートが人によって異なる理由

自分の成長ルートが人それぞれ異なる理由は、成長の仕方が自分の性格、趣味嗜好、そして思考回路などに強く紐づいているからです。

少し私の例を出してみます。

例:私は負けず嫌いで、悔しいと思ったことは自分に納得がいくまで取り組む性格です。しかし飽き性です

これは性格だけを述べていますが、これだけで早期成熟型だということが分かりますよね。ここに趣味嗜好と自分の思考回路の情報を付与すればもっと精度は上がります。

というように、潜在的な才能を直接探って見つからない答えを見つけようとするより、自分の他の情報から今後の成長を予測したほうが有意義で、建設的だと私は思います。

努力の仕方について

時間をつぎ込んだだけで成長できるほど、努力は単純ではありません。しかし、3つのコツを押さえていれば案外簡単に上位に行けるものだと私は思っています。

  1. トライ&エラーを意識する
  2. 出来る人がなぜ出来るのかを分析する
  3. 学習と実践をバランスよく行う

特に3つ目が重要だと思っています。学習ばかりだと、自分の能力に見合わないことをしようとしがちで、実践ばかりだと、気付きが足りなくなりがちです。

まぁ、がむしゃらに実践ばかりやって才能が開花する人だっているので、もちろん正解はないんですが、この記事を読んでいる時点であなたはそういうがむしゃらに努力をして才能を引き出すような人種ではないと思いますw

着実に成果が出やすい「努力の仕方」を実践していくことをおすすめしたいです。

実力は段階的に身に付く

初めのうちは学びが多くて、つぎ込んだ時間の分だけ成長した感覚になりますが、実際は細かい気付きがあって成長に繋がっています

その意識があれば、努力がマンネリ化せず、成長に繋がりやすい努力をしやすいんじゃないかなと思います。

まとめ

今回は才能と努力についての記事part4でした。これだけ色々言っても、「自分に才能があるのか」は解決すること不可能なので、本気で悩んでいる人はもやもやしたままなのかなと思います。でも、少しでも考え方に影響を与えられたら、私が頭を使ったことは無駄ではなかったということになりますね。

ということで、とりあえずそれっぽくまとめておきます。

  • 人の能力には個人差があり、その能力自体も多彩
  • 才能の反対は努力ではない
  • 才能の基準は人それぞれ
  • 才能で悩んだらとりあえず冷静になれ
  • 努力の仕方にはコツがある

てな感じで。

こじらでした

じゃ

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