謝り方のコツ~どうすれば許してもらえるか~

現代哲学

どうもこじらです。

今回は3連休でテンションが上がっている中、テンションを無理やり落ち込ませて人に謝ることの意味や目的について考えてみたいと思います。

謝ることの意味

※前提として一つ補足しておきますが、謝られる側(謝罪を要求している側)が誤解していて、それで謝罪を求めているというパターンは想定していません。それはそもそもの問題なのでw

まず初めに、謝るときの行動、謝り方について考えていきます。

謝り方について

人に謝りたいときってどうしますか?

  • 「ごめんなさい」と言葉で謝る
  • 何かお詫びの品を用意して許してもらおうとする
  • 頭を丸める

まぁやり方は色々あると思います。

ただ、やり方が色々あるからと言って、どの謝り方でも許してもらえる訳ではありません。相手が説明と言葉での謝罪を求めているのに、品物を用意して許してもらおうとしたら、相手はもっと怒ってしまうかもしれませんよね。というように、謝り方は相手に依存します。

そのため、謝り方に答えはありません。その時々によって変わってきます。

「じゃあ、どう謝ればいいの?」ってなってきます。たしかに謝り方に答えはないんですが、基本を押さえておくことで許してもらえる確率は格段に上がります

謝る目的

まず、謝ることの目的が何なのかを理解する必要があります。

謝る目的は、自分側(謝る側)からすると「許してもらうこと」ですが、相手側は、「迷惑を受けたことに対する対価」を求めています。

そもそも、「謝って欲しい」と思うのって相手から何か損失を受けていて、自分は損を受けているのに、相手は損を受けていない状態を快く思わないからそう思うんですよね。なので相手は、自分が受けた損失よりも大きい損失を相手が受けた場合に、許したいという気持ちになってくれます。

この辺を理解していない人は謝るのが下手くそですね。許して欲しいという自分の感情ばかりに目がいって相手が見えていません。そんな視野が狭い人を許したいと思う訳がないです。

と、謝る目的が分かったとしても、まだ「実際にどう謝ればいいの?」っていう肝心な部分が見えてこないと思います。今度は、謝り方を考えるときのコツ的なものを書いていこうと思います。

謝り方を考えるときのコツ

上で述べましたが、謝り方は相手に依存するので、答えは存在しません。しかし、これをすれば許してもらえるというものは存在します。それは、プライドを捨てることですw

プライドを捨てる

プライドを捨てた行動をすれば基本的には許してもらえます。血が通っているまともな人間に対して謝罪していれば普通許してもらえますw

「いやwそこまで求めてなかったwむしろごめんww」って思わせればOKってことです。

プライドを捨てるという行動が、許してもらいやすい理由としては、人は誰でもプライドがあり、それを捨てたくないと考えているからです。

「プライドを捨てるのは嫌なこと」という比較的誰にでも言える共通の認識を利用します。

「謝る際にはそれに見合う対価を支払わなければいけない」と上で言いましたが、相手と自分では価値観が違うので、どういった行動が対価に見合う行動になるのか分かりません。その点、プライドを捨てるのが嫌というのは共通の認識である分、安定して価値があるものなんです。

そのため、プライドを捨てた行動をすれば基本的には許してもらえる訳です。

まぁ、その行動をするのが難しいことなんですけどね。誰でもプライドを持っていますし、自分を下げるような行動はしたくないものです。でも、相手に何か悪いことをしてしまった上に、許して欲しいとまで要求するのであれば、それくらいの覚悟はしないといけません。

対価を小さくする方法

今度はその対価を極力小さくし、自分の損失を減らす方法を話していきます。なかなかクズっぽいですねw反省する気がなさそうですw

分かってますアピール

1つ目は、あなたが言いたいことちゃんと分かってますよアピールをするという方法です。具体的に言うと、「相手が何を求めているかを理解した上で、やましい気持ちを見せないようにしつつ、相手視点での状況説明をする」って感じです。

これは、「人間関係は相手に依存する」という人間関係の基本に直接アプローチすることによって、対価を小さくする方法ですね。

あなたが謝って欲しい側の人間だったとして、「この人はここまで分かってくれてたのか・・・。」って思えたらなんか許してもいいと思えてこないですか?そういう感じです。

ただ、失敗したときがやばいのでこの方法を使う際は気を付けてくださいwミスったときの代償がとんでもないですww

「なんだこいつ全然わかってねぇじゃねぇか!」「言い訳してんじゃねぇ!」「説明は求めてねぇよ!」「謝りたくないからそう言ってんだろ!?」と思われたら逆効果ですww

分かってますアピールの成功ルートはすごく少ないので、ほぼギャンブルだと思っていいと思いますw点数で言えば100点満点中95点以上で合格だと思ってくださいw

自分からするとあまり痛手ではないことをする

自分からするとあまり損失にならなくても、相手からすると十分対価になる行動をとれば、自分の損失を少なくしつつ許してもらうことができます。

具体例としては、「謝るために頭を丸めたけど、実は昔野球部で頭を丸めることには抵抗がなかった」みたいな、そんな感じですw

ただ、この方法を取る際も注意が必要です。この具体例で言うと、相手も昔野球部だった場合を考えてみてくださいww相手も頭を丸めることに抵抗がなく価値が低い行動なので、「あ?頭丸めただけで許してもらえると思ってんのか?」ってなりますねw

この方法は相手と自分の価値観の違いを利用するので、その違いを理解していないと失敗します。しかも、相手と自分の価値観に大きなギャップがないとこの方法は有効にならないので、使う機会自体が少ないのかなと思います。

まとめ

ここまでの内容を理解すれば、上で述べた「相手が説明と言葉での謝罪を求めているのに、品物を用意して許してもらおうとしたら、相手はもっと怒ってしまうかもしれない」の理由が分かったと思います。

今回の内容をまとめると、

  1. 謝り方にはコツがあるが、正解は存在しない
  2. 相手が求めているのは、「迷惑を受けたことに対する対価」
  3. プライドを捨てるのが嫌なのは共通の認識なので、プライドを捨てるような行動をとると許してもらいやすい
  4. 支払う対価を少なくすることはできるが、いずれもリスキー

まぁ結局のところ、人間関係はすべて相手に依存するので、どんな謝り方をとっても相手次第ではあるんですけどね。ただ、こういった知識を蓄えておくことによって、コミュニケーション能力は上がり、理想的な人間関係は築きやすくなると思います。

 

こじらでした

じゃ

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